荒木経惟『楽園は、モノクローム。』

花と人形が織りなす、誰も見たことがなかったプライベートな世界。
そのあわいに現れる、瀬戸内寂聴・野坂昭如ほか、さまざまな人びと。
2015年5月25日に75歳の誕生日を迎える荒木経惟による、
エロティックで、すこし残酷で、可笑しみと哀しみにみちた最新作。

「『往生写集』に続く『楽園は、モノクローム。』(2015年)では、前半は引き続きメメントモリなスティルライフの連作に、『死小説』に掲載されていた同じ写真「往生要集」の1枚が挿入されている。ところどころに生の日常を喚起する旧交の深い瀬戸内寂聴さんや野坂昭如さんのポートレートが織り交ぜられるとともに、一転して白バックの明るいスティルライフは、闇の世界から光の世界へと向かう荒木の姿が浮かび上がる」(荒木経惟「センチメンタルな旅──コンプリート・コンタクトシート」展リーフレットより。2016年、IMA CONCEPT STORE)

■写真75点(モノクロ、ダブルトーン)
■B4変型判(257mm×257mm)、96ページ
■並製(カバーなし、シュリンク+帯シール)
■定価3200円(税別)
■ISBN 978-4-908251-00-9
■デザイン=水戸部功(こちらのサイトに装丁が紹介されています→Bird Graphics Book Store)。
■用紙=株式会社竹尾
■印刷・製本=株式会社東京印書館(プリンティング・ディレクション=高柳昇)

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