• 7月15日(金)発売予定(1800円+税)
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  • 7月下旬〜8月初旬に、代官山蔦屋書店、青山ブックセンター本店にて刊行記念イベントを開催予定。

ヴァージル・アブロー『ダイアローグ』

「私が後世に残したいと思っているのは、なによりもメインストリームを変えるロジックなんです」
(ヴァージル・アブロー、本書より)

彼の発言はすべて引用に値する」――フランク・オーシャン @blonded
「真の天才クリエイター」――BTS @BTS_twt
「預言者がまたひとり早逝してしまった」――パティ・スミス @thisispattismith

自身のブランド、オフ‐ホワイトでストリートウェアとハイファッションを融合。ナイキやイケアとの斬新なコラボレーション。ルイ・ヴィトン初の黒人デザイナー就任――ハイとロー、観光客(ツーリスト)と純粋主義者(ピュリスト)のあいだを軽やかに往復し、ヴァージル・アブローは創造の可能性をどこまでも探求しつづけた。

本書は、2021年11月に41歳で急逝した彼が遺した2016年から21年までの主要な対話9本を、日本オリジナル編集で翻訳。ヴァージルのアイデア、仕事、思想、生きかたが、あますところなく語られる。回顧展”Figures of Speech”カタログでのレム・コールハースとの対話や『新潮』2022年3月号で紹介された最後のロングインタビューも収録した、『“複雑なタイトルをここに”』の姉妹編。

「ヴァージルにとっての対話とは、彼が得意とした『コラボレーション』の一形式だったとも言えるかもしれない(…)この対話集にも、ヴァージルが後世に残そうとした思想や方法論の断片が散らばっている。読者のみなさんが本書をそれぞれ読み解き、思考や創作のツールとして使ってくだされば幸いである」(「訳者あとがき」より)

目次

クールとはなにか? トム・サックスとの対話 (Essential Homme, 2016)
デュシャンは私の弁護士 トム・ベットリッジとの対話 (032c, 2017)
Tシャツだから苦い薬も飲み込める ハンス・ウルリッヒ・オブリストとの対話 (System, 2017)
物をもたない時代の消費主義 レム・コールハースとの対話 (System, 2017)
観光客と純粋主義者のあいだ ジョナサン・ウィングフィールドとの対話 (System, 2017)
権力を溶解させる ジャック・セルフとの対話 (Real Review, 2019)
建築のあとで レム・コールハース、サミール・バンタルとの対話 (“Figures of Speech”, 2019)
100パーセント アンニャ・アロノウスキー・クロンバーグとの対話 (“Figures of Speech”, 2019)
黒人の正典を定義する アンニャ・アロノウスキー・クロンバーグとの対話 (Vestoj, 2021/『新潮』2022年3月号)
『新潮』編集部noteで全文をお読みいただけます。

訳者あとがき
ヴァージル・アブロー略年譜

ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)

Video for the exhibition Virgil Abloh: “Figures of Speech” at the Museum of Contemporary Art Chicago

1980年9月30日、ガーナ移民の両親のもとシカゴ近郊のロックフォードで生まれる。ウィスコンシン大学マディソン校で土木工学を、イリノイ工科大学大学院の修士課程で建築を学んだのち、カニエ・ウェストとの仕事を経て、2012年に自身のプロジェクト「Pyrex Vision」を発表。2014年にはファッションブランド「Off-White c/o Virgil Abloh™」を設立。自身のブランドと並行して、ナイキやイケアとのコラボレーションなど数々の作品を生み出す。2018年、ルイ・ヴィトンのメンズ・アーティスティック・ディレクターに就任。2019年、シカゴ現代美術館で回顧展「Virgil Abloh: “Figures of Speech”」を開催し、同名の書籍を刊行。2020年、アメリカの黒人学生の教育を支援する財団「Virgil Abloh™ “Post-Modern” Scholarship Fund」を設立。2021年11月28日、心臓血管肉腫のため41歳で急逝。ヴァージルのレガシーを継承・発展させることを目的として生前に設立されたVirgil Abloh SecuritiesのCEOに、2022年、妻のShannon Abloh(シャノン・アブロー)が就任。
https://virgilabloh.com

訳者略歴

平岩壮悟(ひらいわ・そうご)
1990年、岐阜県高山市生まれ。『i-D Japan』編集部に在籍したのち独立。フリーランス編集/ライターとして文芸誌、カルチャー誌、ファッション誌に寄稿するほか、オクテイヴィア・E・バトラー『血を分けた子ども』(藤井光訳、河出書房新社)をはじめとした書籍の企画・編集に携わる。本書が初めての翻訳書となる。

本書の概要

書名 ダイアローグ
著者 ヴァージル・アブロー
訳者 平岩壮悟
装丁 坂脇慶
発行日 2022年7月11日
A5変型判、並製、200ページ
ISBN 978-4-908251-15-3
価格 本体1800円(税別)

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関連書

ヴァージル・アブロー『“複雑なタイトルをここに”』
2017年にハーバード大学デザイン大学院でおこなった特別講義の記録。
倉田佳子+ダニエル・ゴンザレス訳、アダチプレス、2019年
価格 本体1600円(税別)